省エネルギー生活で環境問題を考えよう

特集|緑のカーテンとは(ゴーヤーを例に)


 節電や省エネへの関心が高まるにつれて、いわゆる「緑のカーテン」が注目されています。特に、ゴーヤー(にがうり)の栽培が「緑のカーテン」づくりに適しているとされています。

 2011年の東日本大震災の復興のために作られた仮設住宅の場合、「緑のカーテン」の栽培を設置する事で、仮設住宅の温熱環境を変えていこう、夏には仮設住宅を少しでも住みやすくすることで被災者のQOL水準を引き上げようという動きが一部で広まっています。

 しかしながら、もともと「緑のカーテン」は震災以前からも、地球温暖化問題やヒートアイランド問題の軽減のために、とりわけ都市部で注目されていた取り組みでした。それが2011年の震災や節電意識の高まりによって注目されるようになったのです。

 「緑のカーテン」は、植物を使用することにより、気化熱による継続的な温度抑制が期待できます。この点は、すだれなどのような加工品とは異なる性質を持っており、この性質は「緑のカーテン」の長所として考えられています。

 さて、この「緑のカーテン」のために活用する植物として適しているのは、ゴーヤー(にがうり)であるとされています。そもそも、「緑のカーテン」に使用される植物は主につる植物です。それは、支柱に絡ませたり外壁やネットに這わせたりして栽培するためにはつる植物が最も適しているからです。(ただしゴーヤーは連作障害が起きます。同じ科に属する植物(きゅうりなど)は、3〜4年は同じ場所では栽培しないようにしてください。)

 種まき時期や苗を植える時期は基本的に春季ですから、7月以降から栽培するということになればその年はすでに出遅れという事になる事は事実です。しかし、原発問題や電力危機問題が仮に解消されたとしても、従来から言われているように地球温暖化やヒートアイランド現象の解消の一手段として提唱されてきた経緯があるので、家庭菜園やガーデニングに興味のある方は、「緑のカーテン」に 一度取り組む事も検討してみてください。

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(参考)園芸に興味をお持ちになったみなさんへ、次は洋ランの栽培に挑戦してみてください。

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緑のカーテンの育て方・楽しみ方


緑のカーテンの恵みを食べよう―ゴーヤー・ナーベーラー(ヘチマ)



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