省エネルギー生活で環境問題を考えよう

特集|畳の文化の良さをエコの観点から再認識

 日本の伝統的生活様式を生かす事が、エコ生活のQOLを引き上げるという事は以前にも紹介した事です。以前の特集記事では、日本家屋の特性について簡潔に説明をいたしました。

 今回は、和室に使用されているの原料となるい草にスポットを当てて説明します。い草は元来和室に使用されていたものです。和室は基本的「床座」の様式(床に直接的に座る形式)です。そしてその和室に使用されるのが多いのが、い草を原料とした畳です。

 畳の原料となるい草にはいくつかの特性があります。一つ目に、室内の空気をきれいにする効果があります。例えば、シックハウス、ぜんそくなどの原因となるホルムアルデヒドを吸着分解する作用があるといわれています。
 また、湿度をうまく調整する作用があるとされ、湿度の高いジメジメとした、人体に不快なわが国の夏の環境をすごしやすいものにします。また、内部にため込まれた空気と外気とを遮断する「断熱性」もあるため、夏は涼しく、冬は暖かい部屋の環境を作り出す事ができます。

 このように、畳にはいくつかの利点があります。これらの利点は、当然、私達の節電やエコ生活の手助けとなりうるものだと思います。
 しかし問題なのは、すでに洋室として設計された部屋は畳の良さを享受することができないのではないか、という事です。しかし、畳を設置することが不可能でも、い草を利用して作られたカーペットなどを洋室や寝室に敷くことは可能です。最近ではい草を活用したカーペットなどが作られているので、洋室の家屋にお住まいの方は、一度日本の伝統文化としての畳の良さを感じるために、い草のカーペット等を部屋のインテリアに導入する事も検討されてみてはいかかでしょうか。


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